相模湾キハダロッド何にする?② 購入候補に選んだ6つの船竿

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私が購入まで6つ候補にあげたキハダロッド 

 船用ロッドでキハダ釣りでも使用できる物は、各メーカーからたくさん出ているため、どれを選んで購入すればよいのとても迷いました。価格もお手頃価格から高価格帯までありますが、安くても3万円はします。もちろん、金銭面で気にすることがない人は、あまり考えずに高いロッドが買えてしまうかもしれませんが、多くの方はスペックを比較検討したり、実際に触れてみたりして、自分が納得のいくロッドを一つ選んで購入することでしょう。ここでは、私がロッドを購入するにまでの候補にあがったロッドを紹介していきます。私がロッドを選ぶ上での条件としてスタンディングで釣りができるもの(全長170~180cm程度)、穂先の食い込みが良いもの(グラス含有率が比較的高め)、ロッドの重さが軽いものです。

バンディットキハダ170 【シマノ】

 シマノ製のキハダ専用ロッドです。メイン材料にUDグラスを使用しており、穂先の自然な食い込みがあると記載されています。また、最近の様々なメーカのロッドに採用されるようになった東レのナノアロイRテクノロジーを用いているため通常のカーボンロッドより強度が高くなっています。ちなみにシマノではナノアロイRテクノロジーを用いたものを「スパイラルXコア」とい名称で呼んでいます。

 このロッドは性能の割に価格が安いことで、以前は3万円台で購入できることもありました。現在なぜか価格が上がっています。とにかくコストパフォーマンスの高いロッドで、大型キハダも上げることができるということで、キハダ釣りをデビューしてみたいという方にはおすすめです。3万円台の時は私も購入意欲をそそられました。性能的には申し分ないです。

バンディットキハダ シマノ公式サイト

アルシエラキハダ170 【シマノ】

 シマノのキハダ専用ワンピースロッドです。バンディットキハダの上位モデルです。100kg級にも対応しているということで、シマノのテクノロジーが数多く搭載されていますので価格もそれなりです。穂先はグラス素材で喰いこみが良く、胴ににかけてのカーボン素材にはナノアロイテクノロジー、ハイパワーXなどが採用されており、ねじり強度もアップしています。シマノの最強キハダ専用ロッドと言えます。色は、黄肌をイメージしたのでしょうか、ゴールドに近い黄色とブラックの組み合わで高級感を醸し出しています。

 私は、100kgオーバーの魚にも挑めるという謳い文句に惹かれてしまいました。実際相模湾キハダ釣りで100kgなんてありえないです・・・クロマグロレベルですね。つまりそれだけ強靱な作りをしているということなのでしょう。

アルシエラキハダ シマノ公式サイト

ゴウインブルGS 【DAIWA】

 DAIWAには大型青物をターゲットにした泳がせ釣りやコマセ釣りに対応したロッドが数多く出されています。キハダ専用ロッドではありませんが、メーカーのホームページを見るとキハダ釣りのインプレションが記載されているロッドがいくつかあります。その中から、中級クラスのゴウインブルシリーズから出ている「ゴウインブルGS」を候補に挙げました。

 理由は、大手メーカーは基本的にカーボン素材を中心に作っていますが、この「ゴウインブルGS」はグラス素材で作られているからです。強いグラスソリッド総糸巻き仕上げです。しかも重量も比較的軽量です。グラス素材は重量が重くなる傾向があり、比較的軽量ロッドは、アリゲーター技研や剛樹が代表的です。しかしアリゲーターや剛樹は高い!15万円以上はします。手作りでブランド価格なのでしょうが、庶民には簡単に購入することはできません。

 それと比べると、DAIWAのゴウインブルGSは比較的安価に購入することができます。もちろん実績もあります。児島令子さんが久米島でこのゴウインブルGSを使用して大型キハダを簡単に釣り上げていました。(現在その動画は最新ロッドの方をアピールしたいためか見られません)コストパフォーマンスもよく、とても魅力的なロッドです。コマセキハダも泳がせ釣りもこれ一本で楽しめるはずです。

ゴウインブルGS DAIWA公式サイト

STANDING BOUT173(スタンディングバウト)【アルファタックル】

 大型青物&底物にスタンディングファイトで挑むことができるロッドです。型番では172もあり(ドラグMAX15kg)とキハダでも十分取り込むことができます。173(ドラグMAX20kg)は更に上の大型青物に対応しています。アルファタックルはMPG(マグナムパワーグラス)というブランクスを採用しています。グラスファイバー素材の大物青物のロッドはEグラスと呼ばれる素材で作られているのが一般的です。Eグラスでも十分強度は高いのですが、MPGの技術はそれ以上の強度があると、公式サイトで具体的な数値と素材や製法までもが詳細に記されています。

 スタンディンブバウト173はMPGの最新技術が搭載されており、実績もあります。アルファタックルのフィールドスタッフの白畑義基さんは、このロッドで130kgのカジキを30分で釣り上げています。ロッドの技術が実績でも証明されています。それでいて国産のアリゲーターや剛樹よりも価格が安い!コストパフォーマンスの高いロッドです。

STANDING BOUT183S(スタンディングバウト)【アルファタックル】

  スタンディングバウト173と同様の技術が搭載されいます。長さと重量が若干重くなりますが、こちらはスタンディングファイトと置き竿でのウィンチファイトのどちらでも対応できるロッドです。相模湾でのキハダは置き竿パターンで釣るときもありますので、惹かれますね。強度はMPGの技術が盛り込まれています。

カイユウスタイルSH170・SH180  【アリゲーター技研

 アリゲーター技研のロッドは大物釣り師にとって、あこがれのロッドでもあります。国産のオーダーメイドで自分だけのグラス素材のロッドを製作してくれます。しかし、価格が高くてさすがに手が届きません。しかし、このカイユウスタイルは、性能はそのままで、量産体制を可能にし、低価格での販売を可能にしたようです。注目すべきことは、素材や工法は変わらないということです。つまりカイユウスタイルは、価格を抑えて高価格のオーダーメイドロッドとほぼ同じ性能といえるのです。

カイユウスタイルSH アリゲーター技研公式サイト

どれも素晴らしいキハダロッドです。選ぶのに迷います

 以上、どれも大変素晴らしいロッドで、とても迷いました。どれか一つに決めようとすると、やっぱりこっちがいいと考えてしまいます。おそらくどれを購入しても相模湾のキハダには十分すぎるスペックで満足のいく釣りができることは確かだと思います。次回はこの中から、迷いに迷った結果、私が決めたロッドとその理由を紹介いたします。

※ロッドの価格は素材の価格変動のため、記事が連載されていから価格が大幅に変更されている場合がございます。

↓下記の記事では、この中から購入を決定したロッドと購入した理由について紹介しています。

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