相模湾のカツオ・キハダ コマセ釣りに行く 【2020年9月5日】 

   相模湾のコマセカツオ釣り(キハダ)は、毎年8月1日に解禁されます。しかし2020年は、開幕してから1ヶ月が経過してもどこの遊漁船からも釣果がほとんどありません。例年こんなことはなかったのですが・・・カツオがコマセに反応するまで、五目釣りに変更する船なども見られました。いつまでこの状況が続くのかと心配していましたが、8月の最後の週末に突然のカツオの爆釣したとの情報が入り、このチャンスを逃すまいとさっそくカツオをメインに、あわよくばキハダもという思いで行くことにしました。

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1仕掛けの準備

 船宿の情報によると、カツオのハリスは、8号~14号のフロロカーボンをすすめています。細いハリスですね。ハリのサイズも13号~15号です。2日前に釣行を決定したために、釣行の準備ができていませんでした。今回は細ハリスの方が釣果に結びつきやすいと判断し、ハリス8号と10号とハリは13号(オキアミカラー)で仕掛けを作ることにしました。仕事終わりで、仕掛けを作る時間がたっぷりとれません。ハリスを2mちょいの長さで、ハリには簡単な外掛け仕掛け、UVのビーズをつけて、仕掛け一つの作成で5分以内で6つ程作りました。

 キハダの仕掛けは、2,3年前からたくさん作成したものがあるため、それを使うことにします。しかし今回はキハダはあまり期待していませんので、カツオの釣りをメインにして余裕があれば、キハダをねらって行く予定です。

いざ出航

 今回は、葉山港の秀吉丸さん10号船にお世話になりました。秀吉丸の船長さんは初心者にも丁寧に釣り方を教えてくれること、またアタリがあってからも的確な指示を出してくれこと、そしてたくさん釣らせてくれることから私のお気に入りの船宿です。(^^♪ いつもは土曜日の釣りは混んでいるのですが、今回はカツオの釣れ始めでもあったのか、船は混んでいることはなく間隔をあけて釣りをすることができました。

海は波もなく天候にも恵まれ、期待がふくらむばかりです。連れに一人は船酔いしやすいのですが、アネロンも事前にのみましが、凪の海で体調も大丈夫でした。6時に出船後1時間ほどしてからポイントに到着しました。さあいよいよ戦闘開始です。

カツオのタナは10~15m

 ポイントに到着後船長の合図で仕掛けの投入です。カツオのタナは浅い!!! なんと10m~15mです。そして水面にナブラも見えています。大チャンスです。1回目の投入後すぐにアタリがありました!!! しかし、おまつり! こんなに余裕のある座席だったのに油断しました。船の反対側の方数人と道糸がぐちゃぐちゃにからまりました。糸を解こうとしましたがあきらめて、ハリスと道糸を切りました。こんな大チャンスは手返しよく釣らなければいけないのに、かなりの時間をロスしてしまいました。

 カツオは手持ちでアタリが分かったら、フルドラグで迷わず巻き続ける、バレたと思っても水面に向けて走っている場合があるので、とにかく巻き続けることが、おまつりを避けるためにも次から気を付けるようにします。それにしても元気なカツオ達です。

道糸と仕掛けを付け直し、再度投入、さっそくアタリがありました。1投目の反省を生かしてすぐに巻き上げ無事ゲット。カツオは口切れしやすいため、連れがにタモ網に入れてもらいました。さすが青物すごい引きです。ハリスを素手で取り込もうとしましたが、皮膚が切れますね。絶対に手袋が必要です。バラシもありましたが午前10半までに7匹釣ることができました。カツオはいかにバラシを少なくするかが釣果につながりますね。

キハダにチャレンジ

その後ろの座席の方がキハダをヒット、船長の的確な指示のもと10分程度で無事取り込み成功、25㎏ほどのキハダです。釣れるのか!!!カツオがある程度釣れたため、私もキハダの仕掛けに替えてダメもとでチャレンジしてみることにしました。ハリス24号6m ハリはジャイアントキハダ16号です。ハリが大きくなったのでオキアミが刺しにくい。そこで、今年度の新製品ダイワのリアルオキアミを一匹刺して、生オキアミを抱き合わせという形でエサ付けをしてみました。キハダのタナは30m~45mです。

結果・・・・

アタリは全くありません。後半はカツオのあたりもなくなり、結局キハダは船中一匹でした。やはり難しいですね。

カツオねらいにはチャンス到来

 キハダのアタリはありませんでしたが、カツオの食いは最高です。カツオをメインにねらって相模湾に行くのであれば、今年度も数釣りが期待できます。細ハリス8号でも糸が切られることは今回の釣行では全くありませんでした。いかにオマツリを避けて手返しよく釣るかがカツオの釣果につながります。オマツリをして手でほどく時間はもったいなです。すぐに別のハリスに付け替えて投入する回数を増やすことが釣果につながることが分かりました。

 そして、釣った魚はお刺身にしておいしくいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

タックル①
リール :シーボーグブル1000 (ダイワ) 
     (もらいもので、20年近く前の電動リールですが現役で使えます!)
ロッド :グラス素材の自作ロッド
道糸  :ウルトラダイニーマ10号 500m 
タックル② (友人)
リール :TICAチームST16W
ロッド :パシフィックスプリント182 (アルファタックル)
道糸  :ウルトラダイニーマ10号400M
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