2024年8月の相模湾カツオ・キハダマグロ コマセ釣りの釣果情報 

 2024年8月に相模湾のコマセ釣りによる、カツオ・キハダ釣りが解禁し、今年は、本カツオが爆釣のスタートとなりました。ここでは、相模湾のコマセ釣りの船宿の釣果情報から、8月中のカツオ・マグロ釣りの状況を分析し、まとめていきます。

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目次

カツオ・キハダ 8月の釣果情報を分析

8月の相模湾におけるコマセカツオ釣りの釣果情報を分析すると、以下のような特徴が見られます。

重量と数量

 釣果のデータによると、カツオの重量は3kg〜5kgの範囲で、1回の釣行での釣果は0匹から10匹程度までと、ばらつきがあります今年は開幕当初からカツオが爆釣となり、サイズの大きいカツオが釣れていますので、ハリスのサイズを細くしてしまうとバラシの原因になってしまいます。カツオ釣りではハリス12号~16号が推奨されています。

 キハダマグロは、開幕当初は、ほとんど釣れていない状況でしたが、8月中頃あたりから、ポツポツ釣れ始めてきました。序盤はコマセ釣りよりも、エビング釣りに釣果が出ているようです。1回の釣行で釣果は平均すると0~1匹程度の船が多いです。

釣り方のスタイル

  8月中は、カツオが良く釣れていたため、どこのコマセ船でも、基本的にカツオ釣りを中心とした釣りのようです。カツオの群れにキメジ(キハダマグロの幼魚)が混ざっているため、一緒に釣れることもありました。

 釣り方としては、船を使って魚を追いかける「追っかけカツオ(マグロ)」が中心です。カツオの進行方向に船が先回りして、ビシを落としコマセを撒いて釣りをするスタイルです。魚が船下を通過したらすぐに釣り糸を上げるためとても忙しい釣りになることと、船長の投下の合図ですぐに、ビシを落とす必要がある釣りです。タイミングが遅いと、魚が通過した後にビシを落とすことになるため、魚を釣ることができません。

 8月中盤から、「流しマグロ」も増えてきています。流しマグロは、コマセで船下に居着いたマグロをじっと待つ釣りです。前半に「追っかけカツオ」でお土産を確保し、後半に、「流しマグロ」で一発マグロを狙う釣り方が今後の主流になってくるでしょう。

8月気象・波の状況

 釣行日の天候や水温、潮の流れなどが釣果に影響を与えることがあります。8月中頃までは、気温が35度以上の晴れ、水温も28度以上に日が多く、カツオやマグロ釣りにとってのとてもよい条件となっていました。釣り人にとっては熱中症の危険をともなう暑さのため、暑さ対策は必須となりました。

 波もほとんどなく、なぎの日が続いていたことも、8月前半の爆釣要因の一つと考えられます。

8月のコマセカツオ釣りで最も爆釣した日はいつ?

 8月の相模湾におけるコマセカツオ釣りで最も釣れた日は、8月6日(火)でした。この日のカツオ釣果は、多い人で15本程度釣れていました。早々にクーラー満タンになってしまい、早上がりするほどの好調ぶりでした。どこの船でも良好な釣果が報告されていました。

コマセカツオ釣りは、8月中盤から、日によって不調出ている。

 カツオの爆釣は、その後も続くと思われましたが、8月中頃からは、不調の日が何日か続きました。カツオはたくさんいるのに関わらず、カツオが口を使ってくれないことや、船下を通過することを嫌がる現象が起きていました。要因としては、カツオの胃袋にはたくさんの小イワシが入っていたことから、小魚のベイトが豊富で、カツオがそちらを優先して捕食していることが考えられます。

 また、魚が、船下を回避することが増えてきたことから、カツオの群れがスレてきたのでしょうか? それでも日によって爆釣することもあります。

8月中盤以降ヒラソーダカツオが混じり、キハダマグロの釣果が出てきた

 本カツオの爆釣日が少なくってきましたが、釣果の中に、ヒラソーダも増えてきました。本命の本カツオではありませんが、ヒラソーダは刺身にして食べるととてもおいしいため、うれしいお土産になります。

 また、コマセ釣りでのキハダマグロの釣果が上がってきています。これから、マグロ狙いをする方は、9月以降にチャンスが訪れるかも知れません。

まとめ

 以上8月の相模湾のコマセ・キハダ釣り情報を分析してみました。まとめると

・8月前半はカツオ中心にたくさんの釣果がどこ船からも報告されおり、カツオのサイズも大きい
・8月前半は、晴れで気温が高い日が多く、波の穏やかでなぎの日が多かった
・8月半ば以降、不調の日が何日か続いた。カツオの捕食パターンも考えれる。
・8月後半から、コマセ釣りでのキハダマグロの釣果が上がってきている

  不調の日があるとはいえ、2024年は、昨年に比べて、カツオ・マグロの釣果はかなり良好です。9月以降にカツオの新しい群れが相模湾に入ってくると、再び爆釣の可能性があります。また今後キハダマグロの釣果も期待できます。タックルの準備をしっかりとして挑戦してみると良いでしょう。

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