夏休み釣り特集 子供も楽しめる東京湾の船釣り

東京湾は都心からのアクセスが良く、初心者でも楽しめる釣りスポットが豊富です。家族連れにとって、釣り場が近いのは大きなメリット。釣りをしながら、東京湾の美しい景色も楽しめます。

釣船では、手軽にフィッシング用具をレンタルできます。事前に電話で予約をすると安心です。レンタルには、釣り竿、リール、仕掛けがセットになっていることが多いです。

初めての釣りでも、釣果を上げるための秘訣はあります。今回は東京湾で子供と楽しめるライトな釣り、アジ釣りとシロギス釣りの楽しさを紹介していきます。

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目次

東京湾のライトアジ釣りの楽しさを満喫する

アジ釣りのタックルと仕掛け

 ライトアジ釣りは、軽量な道具を使って手軽に楽しめる釣りスタイルで、初心者にもおすすめです。東京湾の船宿では釣り道具はレンタルできますので、はじめはレンタルで試してみて、「今後もやってみたい!」「自分の道具で釣りをしてみたい!」と思ってから道具をそろえてみると良いでしょう。ここでは、ライトアジ釣りの基本的な道具について説明します。

1. ライトアジ釣り用のタックル

ライトアジ釣りには、以下のような道具で釣りをします。

道糸: PEラインの1〜2号程度がが良いでしょう。
釣り竿(ライトロッド):2メートル前後の軽くて柔らかい竿が適しています。
リール:小型の両軸リールまたはスピニングリール
仕掛け:道糸につける仕掛け(ハリスに針がついているもの)は、船宿で購入できたり、料金に含まれている場合もあります。市販でも販売していますので、事前に釣具屋さんで購入することもできます。初心者は2本針の仕掛けを使うのが良いでしょう。
てんびんとコマセカゴ:コマセカゴとは、アジを寄せるまきエサを入れるカゴです。魚のミンチを入れてアジを引き寄せます。てんびんにはコマセカゴと仕掛けをつけます。

東京湾アジ釣りのエサ

 針に付けるエサは、生きエサを使います。青イソメというものを使うことが多いです。初めて釣りをする人や女性の方は触ることに抵抗をもつかもしれません。針につけるために、ちぎって短くしなければいけません。イソメは濡れているとぬるぬるして、扱いづらいため、雑巾のような布の上に置いておいて、水分をとると良いでしょう。また小さなハサミがあるとカットしやすいです。はじめは抵抗があるかもしれませんが、触っていくうちにだんだん慣れていきます。

東京湾ライトアジ釣りの手順とコツ

  1. 仕掛け投入: ビシ仕掛けを投入し、底を取ります。
  2. 棚取り: 海底から1mほど上げてから待機します。アジは群れで行動するため、同じ棚をキープすることが重要です。
  3. 誘い: 竿を軽く上下にしゃくってエサをアピールします。
  4. アタリを感じる: 軽い引きを感じたら、リールを巻いて合わせます。アジは繊細な引きをするので、軽く合わせる程度で十分です。

 ポイントはコマセカゴを動かすコマセワーク:仕掛けが着底したら、竿を数回シャクってコマセ(魚のミンチ)を撒きます。巻いてはシャクる動作を繰り返します。

シロキス釣りのタックルと仕掛け

 東京湾キス釣りもアジ釣りと同様人気の釣りです。子供でも数釣りができ、簡単に釣ることができるために。ファミリーフィッシングにおすすめの釣りです。

タックル、竿とリールは基本的にアジ釣りのものと同じでかまいません。また船宿ではレンタルすることもできますので、初めての方や年に1回しか行かない方はレンタルで十分です。でも釣っているうちに、自分の竿が欲しくなります。一本汎用の竿をもっておくと、さまざまな釣りにで使えるため便利です。

船用のレンタルロッドは、何回も使っているため、少し使いずらいところがあります。自分専用の道具をつかうと愛着もありますし、使い心地のよさを実感することができます。

1. タックルの準備

竿: 1.8m~2.4mのライトタックル。
リール: 小型スピニングリール。
ライン: PE1〜2号

2. 仕掛けとエサ

天秤仕掛け: ライトな天秤に2本針の仕掛けを使用。針は7号~9号。
オモリ: 10号~15号。
えさ:青イソメ 1cm程度に切って針に付ける。

4. 釣り方の手順

  1. 仕掛け投入: 投げて底を取ります。
  2. 誘い: 竿を軽く上下にしゃくる。
  3. アタリ: 竿先に小さな振動を感じたら、軽く合わせてリールを巻きます。

準備するもの

必須のもの

  • 小さめのクーラーボックス:アジもシロギスも小さい魚です。15L程度の小さなクーラーボックスがあれば十分です。氷は船宿でも配られたり、購入することができます。
  • 飲み物多めに:夏場は暑いため、熱中症の予防に多めの飲みのものをもっていきましょう。
  • 帽子:夏場は暑いため熱中症の予防に必須です。

あると便利なもの

  • サングラス:あると便利です。海から照り返される光がまぶしいため。
  • 小さなはさみ:青いイソメを切ったり、からんだ仕掛けを切ったりするときに役立ちます。
  • タオル:夏場は暑いため、汗拭きタオルとしても、手拭きとしても使えます。
  • フィッシング手袋:あると便利です。アジのエラで怪我をすることを防ぎます。
  • さかなばさみ:あると便利です。さかなばさみで、さかなをつかむと、釣れたアジのの口についた針をはずしやくなります。
  • フィッシングペンチ:あると便利です。釣れたアジの口から針をはりをはずすときに便利です。

釣った魚はおいしく食べよう

 アジもシロギスもとてもおいしい魚です。釣れたての新鮮の魚を食べらるのは釣り人の特権です。

アジは、刺身、なめろう、アジフライなどにして食べても良いでしょう。とれたてのアジのアジフライはとてもおいしいです。子供達も喜んで食べると思います。

シロギスは、刺身や天ぷらにして食べるとおいしいです。新鮮なキスの天ぷらはいくらでも食べられるのではないでしょうか。

まとめ

ライトアジ、ライトキス釣りは簡単で楽しい釣りです。適切なタックルと仕掛けを選び、基本的なテクニックを守ることでだれでも釣果を上げることができます。東京湾での釣りを存分に楽しんでください。

 釣りは子供にとって、自然と触れ合いながら学ぶ絶好の機会です。魚の生態や自然環境について学ぶことで、自然への理解と興味が深まります。また、釣りを通じて忍耐力や集中力も養われます。ぜひ夏休みの家族の思い出に楽しい釣りの体験をしてみてはどうでしょうか。

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