都会の清流、落合川でちょり釣り 2021年2月

 寒さが少し和らいできた2月下旬、きれいな落合川の沿道を散歩していると、とても気分がよくなります。親子で釣りをしている人や、ガサガサをしている人達も見られるようになってきました。落合川は湧き水が大量に流れている川ですので水温が安定しているため、冬でも川魚の活性が良いそうです。はたして本当に釣れるのか、すきま時間に少しだけ釣りをしてみることにしました。

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チューブ型のエサで釣りをはじめますが

 まずは、魚がいそうで、釣りやすいポイントを見つけます。落合川では、どこでも魚はいそうな感じがしますが、浅すぎるところや、水草が多いところは根掛かりをしてしまし、釣りにくそうです。ある程度流れが緩やかで、水深が深そうな釣りやすいポイントを見つけて釣りをはじめました。

のべ竿に、市販のウキ付き仕掛け3.8mのをつけて、エサは、簡単に付けられるというマルキューのチューブ型の「川小物ネリ」にしました。エサをハリにつけて、投入しましたが、アタリが全くありません。川の流れですぐにハリからエサがはずれてしまいます。また、ねり餌が手にくっつきハリ付けに時間かかってしまうなど、逆に釣りにくかったです。ハリにつけるコツがあるのかもしれませんが、ねりエサや生きエサに慣れている自分にはやりずらかったです。長時間の釣りはできないため、初日の釣果はゼロでした。

別の日にエサをかえて再チャレンジ

 周りで釣りをしている人にどんなエサにしているのか聞いてみたら、生き餌のサシを使っているようです。ワカサギ釣りでは定番でエサ持ちも良さそうです。サシとは(ハエの幼虫)ですが、釣り用として育てられ販売されているので、衛生面では問題はありません。300円ほどで、一日中楽しめるほどですので、コストパフォーマンスも良いです。私もサシを使ってみたいですが、生きえさは長期保存ができないのと、短時間のちょい釣りには使い切れないため、今回の釣りには使わないことにしました。そこで、必要な量だけ小出しで使えるグルテンのねり餌を使うことにしました。

 すると、さっそくアタリがありました。ウキがツンツン動くのですが、川釣り素人の私にはタイミングがよく分かりません。竿を上げてみるとエサだけなくなっています。やはりしっかりとアワセをしなければならないようです。管理釣り堀での釣りと基本的に同じですね。

しっかりアワセを入れて釣れました

 ウキが小刻みに小さく沈んでいるところをよく見て、大きく沈んだところでアワセを入れたら、ハリ掛かりしました!意外とあっさりと釣ることができました。自然の川で魚を釣ることができると、何だかとてもうれしいです。その後もバラシなども繰り返して、40分ほどで3匹釣ることができました。ウキにアタリがあるので魚はたくさんいることが分かりました。

釣れた魚はカワムツのようです。大きさは15センチほどです。予想より大きな魚を釣ることができました。カワムツのオスは大きくて20センチほどの大きさにもなるようです。これからいろいろな種類の魚をねらっていきたいと思います。

きれいな川での釣りは最高です。

 地方の山間部にいかなくても、渓流で釣りをしたような気分になれました。きれいな川を楽しみながら釣りができると幸せな気分になれます。釣りが終わったゴミを落としていないかしっかり確認してから帰りました。ガサガサをしたり、川遊びをしたり、野鳥を観察したり、釣りをしたりと、人と川が楽しく関われる貴重な自然の川を大切にしていきたですね。

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