釣り動画やブログを運営されているライターにとって、行動シーンを高画質/高自由度で記録できるアクションカメラは“投げる・巻く・移動する”といった動きの多い場面で大きな味方になります。今回は、DJIから発売された最新鋭アクションカメラである「DJI Osmo Action 6」の情報を整理し、釣り動画やブログにどう活かせるか考察していきます。
目次
1. 主な仕様・特徴
まず、公表されたスペックを整理します。
- センサー: 1/1.1インチ CMOS を搭載。
- 写真解像度:38メガピクセル。
- レンズ/絞り(変動可): f/2.0 〜 f/4.0 の可変絞りレンズ。
- 視野角:155°
- ディスプレイ:前面 1.46インチ(331ppi)、後面 2.5インチ(326ppi)共に OLED、最大輝度約800 cd/㎡。
- 録画能力・動画モード:4K 60fps(1:1センサー活用)/4K 120fps(16:9)など。
- 駆動・耐環境性能:最大撮影時間はバッテリー・状況により「約4時間」相当、動作温度範囲 –20 °C~45 °C
- 価格 スタンダードコンボ :61,270円 /アドベンチャーコンボ:77,440円
2. 釣り動画・ブログ用途でのポイント
このカメラが「釣り」シーンでどこが強みになるか、また注意点を考えてみます。
長所
- 大きめセンサー + 可変絞りという組み合わせは、光量が少ない場所(早朝・夕方の釣り、自転車でのトンネル・林道など)で映像が強くなりそうです。
- 155°の視野角+前・後ディスプレイ付きなので、釣り人自身を含めた撮影や、正面モニターを見ながら撮影できる点が便利。
- 前面ディスプレイ付きという「自分撮り/振り向き撮影」に強い仕様が、ブログのVlog形式や“釣り場で話しながら”という場面で活きそうです。
- 耐環境性能(–20 °Cまで対応)、マウントも多様な付属品が期待できるため、アウトドア・雨天・水濡れ対応をしやすい。
- 可変絞りで背景ぼけなどの演出も可能、「魚がヒットした瞬間をドラマチックに撮る」といった構図作りにも面白い可能性あり。
注意・検討すべき点
- 実際の動画フォーマット・バッテリー持続時間・アクセサリーの充実度など“現場で使えるか”は発売後レビューを要確認。リークでは「約4時間撮影」とありますが、動画撮影・高画質設定・寒冷地など条件によって変動します。
- 可変絞りを活かすには手動操作や設定理解が必要。「釣り中に絞りをf/4.0に切り替えたら暗くて撮れなかった…」という失敗も起こりえそう。
- アクションカメラとしては「マウント/防水/振動対策」が重要。ここもアクセサリー類が充実しているか確認が必要。
- “動画編集・ブログ用素材”として使うなら、撮影後の編集負荷(4K/120fpsデータ量など)やストレージ・SDカードの準備も必要。
3. 釣りで使える活用シーン
以下はこのカメラを釣りシーンどう活用できるかまとめてみました。
- “ヒット瞬間スローモーション”:魚がかかった瞬間/ロッドをしならせて巻き上げるシーンを4K120fpsで記録 → 写真+動画併用で“緊張感ある一投”を演出。
- “早朝・薄明かり場面”/“夕マズメ”:大センサー+可変絞りを活かして光量少ない時間帯でも鮮明な映像を撮る。
- “ルアー紹介+ヒット解説”:前面ディスプレイを使って“釣り人カメラ目線”+背面モニターで確認、ルアーを水中へ投げ込む様子を自撮りで記録。
- “振動/波・水しぶき/防水”:ボート釣り・湖上・潮風の強い海釣りなどで耐環境性能を活かす。
4. 導入前のチェックポイント・アクセサリー
- 撮影前に microSDカード の仕様(UHS-II/V90など高速規格)を確認。4K120fpsなど高ビットレート撮影には高速カードが望ましい。
- バッテリー予備・充電環境を準備。長時間・寒冷地撮影ではバッテリー消耗が早まる可能性あり。
- マウント類(自転車用・釣り用) を別途揃えて、角度・固定具合を事前にテスト。揺れ・振動が多い用途では固定が甘いと映像がブレる。
- 防水ハウジング/水しぶき対策:海釣り・川釣りでは防水性能+レンズ水滴対策を確認。
- 編集ワークフローを構築:4K/120fps素材は容量も大きく、編集PCのスペック・保存容量・編集時間を見越しておく。
5. 日中の釣りでは、アクション5proで十分でお買い得
今回のDJI Osmo Action 6は、アクションカメラとしてかなり魅力的なスペックアップを果たしており、釣り用途には非常に相性が良さそうです。特に「大センサー+可変絞り」が今までのアクションカメラにはない差別化ポイントとなります。
ただし、用途が主に日中での撮影や凝った映像表現にするための機能をそれほど使わないのであれば、前モデルのDJIOsmoアクション5proでも十分活用できると考えられます。Osmoアクション5proは完成度の高いアクションカメラでもあり、センサーサイズがアクション6より小さいことから、比較レビューからも、若干バッテリー持ちも良さそうです。
現在価格が下がっているOsmoアクション5proが買い時かもしれません。


