2024年は、日本全国で様々なものが値上がりした年でした。食料品も頻繁に値上がりしていて、買い物をしていても、「え、こんなにするの」って思ったことが多々ありました。釣り具でも同じ現象が起きています。リールやロッドも数年前と同じ商品でも価格が上がっているものがありますね。
この値上がりは今後も続いていきそうな雰囲気ですね。給料もそれに比例して上がってくれると嬉しいのですが・・・・釣り具も欲しいと思ったものは、先延ばしをせずに早めに買った方がよさそうです。
今、私が注目してほしいものは、スコーピオンMD300です。シマノの人気ベイトリールで、約3年ぶりにリニューアルされ、2024年12月に新モデルが登場しました。私は、スコーピオンのパックロッド1652R-5を最近購入しました。とても汎用性の高いロッドで気に入っているのですが、、それとセットで使っていきたいなと思っているのです。
スコーピオンMD300の特徴を見ていきましょう。
コアソリッドボディの進化
新型スコーピオンMD 300の最大の特徴は、300番サイズで初めて採用された一体成型のコアソリッドボディです。この高剛性ボディは、従来モデルよりもさらにたわみやゆがみを抑え、巻き上げパワーの伝達力を大幅に向上させています3。これにより、以下のような利点が生まれました:
- 大型魚とのファイト時に安定感が増し、アングラー優位の展開が可能
- 巻き上げパワーを逃がさず効率的に伝達
- バスフィッシングだけでなく、海の大物や怪魚など、幅広い釣りでの高いパフォーマンスを実現
コアソリッドボディの採用により、スコーピオンMD 300は、より過酷な条件下でも信頼性の高い釣りが可能になりました。
新型スコーピオンMDは、より剛性のあるボディになったので、大型魚を対象とした釣りもできるるね。
SVSインフィニティMD TUNE搭載
新型スコーピオンMD 300には、高性能ブレーキシステム「SVSインフィニティMD TUNE」が搭載されました。この新機構は、以下の特徴を持っています:
- 8個のブレーキシューを採用し、従来の6個から増強
- 外部ダイアルによる無段階調整が可能
- 高いブレーキ力により、ジャイアントベイトや急な風向きの変化にも対応
SVSインフィニティMD TUNEの採用により、幅広いルアーウェイトや釣り場の条件に柔軟に対応できるようになりました。これにより、ラインキャパシティが豊富なスプールを活かしつつ、安定したキャスティングが可能となり、スコーピオンMD 300の汎用性が大幅に向上しています
キャスティングもジギングもできて、汎用性のあるベイトリールが欲しい人にはピッタリ
高ドラグ力とラインキャパシティ
新型スコーピオンMD 300は、大型魚との激しいファイトを想定し、高いドラグ力と豊富なラインキャパシティを備えています。最大ドラグ力は8kgに設計され、ブラックバスから青物、大物魚まで対応可能です。また43mmの大径スプールを採用し、25lbのラインを135m、PE4号は180mも巻くことができるため、ビックベイトのキャストや深場での釣りにも適しています。この高いラインキャパシティにより、以下の利点があります:
- キャスト後も十分な糸巻き径が残り、巻き上げスピードを維持しやすい
- ラインテンションが緩みにくく、ビックベイトに搭載された太軸フックの貫通力が向上
- 着水直後からクイックな操作が可能で、大型魚とのファイトでもアングラーが主導権を握りやすい
21スコーピオンMD300と24スコーピオンMD300の違い
ボディ構造
スコーピオンMD24モデルは300番サイズで初めてコアソリッドボディを採用し、従来以上の剛性を実現しています。一体成型による高剛性ボディにより、たわみやゆがみを抑え、パワーの伝達効率が向上しました。
ブレーキシステム
- 21モデル: 従来式SVS(6ピン)は、24モデル: SVSインフィニティMD TUNE(8ピン、外部ダイアル無段階調整)
項目 | 21モデル | 24モデル |
ギア比 | 7.9 | 7.9 |
最大ドラグ力 | 8.0kg | 8.0kg |
最大ドラグ力 | 315g〜320g | 325g |
最大巻上長 | 107cm | 103cm |
スプール径/幅、糸巻量、ハンドル長は、両モデルとも同じ数値となっています。2
スコーピオンMD24モデルは剛性とブレーキ性能の向上により、より安心して大物とのファイトができそうです。