2023年夏は、コマセ釣りによるカツオ・キハダ船が不調でした。1日釣りをして船中で全く釣れないこともありました。カツオ・キハダはたくさんいるはずなのですが、コマセ釣りには反応しなかったようです。
それに対して、生きたイワシ(ライブベイト)を餌にした釣りの釣果は好調でした。今後相模湾のカツオ・キハダ釣りはライブベイト釣りがメインになってくるのかもしれません。だたし乗船料はコマセ船よりも2倍ほどします。私は、今までコマセ船でチャレンジし続けていましたが。2024年からは、ライブベイト船にチャレンジしようと多います。
ここでは、相模湾のカツオ・キハダ釣りのライブベイト船と、コマセ釣りとの違いとタックルや仕掛けについて説明していきます。
相模湾カツオ・キハダ ライブベイト船で使っているロッド
相模湾カツオ・キハダのライブベイト釣りのための専用ロッドは2024年1月現在は販売されていません。アルファタックルさんからはライブベイトに向いているものがアピールされて販売されていますが、基本的には、ジギングやキャスティングロッドを流用しているようです。使用できるロッドはたくさんありますし、ここでは、YouTubeの実釣動画やブログなどから調べて、ライブベイト船で使用されており、以下のロッドでも釣果があったということです。
ジギングロッド
- シマノ ゲーム タイプJ S510-5
- シマノ グラップラー タイプJ S60-5
- キャタリナ511MHB
- ヘッドクォーター・MPGスピニングバウト215(アルファタックル)フカセ釣り専用ロッド
- GOKUEVOLUTION JIGGING POWER PURE VERSION
- ダイワ ソルティガエアーポータブルJ66XHS※廃盤
キャスティングロッド
- シマノ オシアプラッガー フルスロットル S74ML
- グラップラータイプC S82XH3
- オーシャンフィールド オフショアキャスティングOFOS-80MH(アブガルシア)※格安
その他船用のロッド
- アルファタックルスタンディングバウト172
- 船用ロッドでスピニングリールが使用できるもの
6ft〜7ft半 位までのロッドが扱いやすい
基本的にジギングキャスティングロッドで流用できますが、上記に記載してあるロッドでも、短すぎたり、長すぎたりすると扱いが難しいようです。ロッドが短すぎると、船下に魚が入ってしま時にラインが船底に擦ってしまい切れる可能性があります。またロッドが長すぎても、取り込み時などの扱いに苦労するようです。相模湾のライブベイト船は人気があるため、休日は満席の中での釣りになります。ラインのオマツリ(他のお客のラインと絡まってしまうこと)は覚悟の上での釣りになると思います。以上のことから、初心者はロッドの長さが6ft〜7ft半前後で、ある程度の大物に対峙できる強いロッドが良いようです。ただし、人によっては5ftや8ftのロッドの扱いに慣れているため、そちらを使う方もいるでしょう。
また、カツオ・キハダ釣りに使用していた船用竿でスピニングロッドが取り付けられるものでも可能です。大物竿でグラスロッドで作られているものは、強引に扱っても竿が折れる心配がありません。アルファタックルスタンディンバイト172にスピニングリールをつけて、カツオをバンバン釣っていた以下の動画もありました。(相模湾でなく千葉の勝浦港でからです) ただし、ジギング・キャスティングロッドに比べてロッドの重量があることがデメリットとなります。
アルファタックルのスタンディングバイトは私も以前購入したとても良いロッドです。フカセ釣りのサブロッドとしても使用していこうと考えています。
ということで、今回はライブベイトロッドについて調べていきましたが、私自身も、今後どのロッドにしていくのか、2024年のライブベイトが開幕するまでに決めていきたいと思います。どうせならフカセ釣りだけなく、エビング、ジギング、キャスティングに流用できる汎用性のあるものにしていきたいと思います。